建物が古くなってきました。建て替えたほうが良いでしょうか?

業者に相談

工具建物が古くなってきた場合、リフォームといった建て替えを検討される方は多くいます。
ですが、リフォームの相談以前に業者に相談を行ってほうが良いです。

リフォームの相談で電話をかけてしまうと、「リフォーム前提」で話が進んでいきますので注意してください。
リフォームというのは、建設会社にとっては大きな利益になるため、できる限りリフォームで契約をしたい・・・と考えています。

つまり、後々面倒なことになりやすいので、工事に関する問い合わせではなく相談のみをするという問い合わせをします。

問い合わせの際は、「老朽化が目立つようになったので相談に乗って欲しい」と連絡するだけで問題ありません。
この場合は、リフォームのような大がかりな修復は行わない場合が多いです。

すると、最低限で建て替えできるため経済的にも優しい結果となります。

あと、個人で修復をするというのはやめておきましょう。
近年ではDIYがブームとなっていますので、工事や修復といった対応は難しく無いと思っている人が増えてきました。

ですが、お風呂の修復などはオススメできません。
というのも、一部を直すと全体にゆがみが出てしまうからです。

こうなってしまうと、そもそもどこが傷んでいたのかわからなくなりますので、結果的に業者に直してもらう羽目になります。

業者の場合、振動を測って修復が必要な箇所も発見してくれますし、全体的に傷んでいるようであればリフォームを勧められるでしょう。

肝心なのは、リフォームが必要・不要のどちらなのかをハッキリさせることです。
なので、相談のための電話を行った後も、業者が訪問するまでは手を出さないようにしたほうが無難となります。

リノベーションも検討する

建て替えというと、不動産経営ではリフォームよりリノベーションのほうが良いとされています。
「大規模な修復工事」をリノベーションというのですが、今では古い物件をリノベーションさせることで、資産価値を高くする人もいるのです。

リフォームは「以前までの状態に修復」という前提があるため、うまくリフォームできても資産価値はあまり変動しません。
リノベーションは「最新の設備を導入し修復」という前提があるので、リフォームとは違い最新の設備の分だけ資産価値が上がりやすいのです。

具体的な例では、シェアハウスのような共有スペースを無くしてしまうリノベーションなどが有名です。
通常とは違い、「まったく新しいスペース」にしてしまうため、間取りに余裕ができることも多く、建て替えなどでも良く検討される事例が増えています。

最初はリフォームより大きなお金がかかってしまうので悩んでしまいますが、先々を考えるとリノベーションという対応も悪くないことに気づけるものです。

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