住宅ローンの種類と選ぶポイント
不動産を購入するときにほとんどの人が利用することになるのが住宅ローンです。
住宅ローンとは住宅や土地などの不動産を購入するという目的を限定して貸出をするというローンのことで、数千万円単位になる多額のお金を長い期間をかけて返済していくことが特長です。
住宅ローンは都銀や地方銀行などの金融機関が多く取り扱っていますが、その他にも財形住宅融資のような公的ローンがあったり、金融機関以外にも生命保険会社や農協が行う融資もあります。
これらは誰でも好きなときに受けられるものではなく、利用前には厳しい審査を受けることになります。
しかし審査にさえ通ってしまえばすぐに用意することが難しい多額の金額の住宅を購入することができるので、ローンの支払をしながら新築住宅に住み続けることが可能です。
特にここ近年では住宅購入件数が大きく減少していることから、フラット35のようなお得な金利手数料でのローンも提供されています。
さらにエコ住宅やバリアフリー住宅を購入する場合にはより条件の有利なローンを利用することもできるので、不動産購入時にはどの物件にするかと並行してどのローンを利用するかも慎重に選ぶようにしていきたいところです。
それぞれの住宅ローンの利用条件
住宅ローンの中でも最も金利手数料がお得なのは公的ローンとしてて影響されている「財形住宅融資」です。
財形住宅融資は厚生労働大臣登録福利厚生会社である財形住宅融資株式会社によって提供されているもので、企業の社内住宅融資制度を一般向けに利用できるようにしたものです。
この制度は一般の住宅ローンとは異なるローン形態をしており勤務している会社が財形住宅融資（株）に対して一定の出資をしており、その資金を従業員である社員が財形貯蓄として積立をしているときに利用ができるという形になっています。
利用できる人にかなり大きな制限がありますが、勤務先によっては会社を仲介したお得な制度として利用ができるのであらかじめよく調べておくことをおすすめします。
民間ローンで利用をする場合には、銀行や信用金庫などサービスとして提供されているところから資料を集め、自分のライフプランにあったものを探して申込みをしていきます。
ここ最近では一般銀行よりもかなり金利の安いインターネット銀行の住宅ローンが人気となっていますが、基本的には普段からメインバンクとして使用しているところの方が審査が通りやすいようです。
「フラット35」は住宅金融支援機構と全国にあるそれぞれの金融機関が提携して行うローンで、ずっと固定金利で低金利設定のローンを利用することができるというメリットがあります。
