先に審査
そもそも入居者というのは、迷惑行為に該当するので立ち退きさせられるケースがあるとは思っていません。
なので、このような人物を入居させないことのほうが大事です。
参考:http://www.chintaikeiei.com/tr_souon/
なので、オーナーとして不動産管理会社に経営指針を、しっかりと申し上げておいたほうが良いです。
例えば、「迷惑な入居者は入居させないで欲しい」と連絡しておくだけでもずいぶんと違います。
このような対応はサービスなのでは?と思ってしまいますが、実際の入居に関する審査というのは想像以上にルーズです。
というのも、そんなオーナーの思惑とは別で、不動産管理会社が入居率を満室に近い状態にしたいため、ついつい迷惑な人とも賃貸契約を結んでしまうためです。
このようなケースも存在するので、必ずそのような人物は審査で弾いて欲しいと厳命しておきましょう。
厳命するしないでずいぶんと対応も変わってきます。
不動産管理会社としても、オーナーが第一と考えていますので、オーナーの考えも参考にするようにしているからです。
ただし、厳命といっても過度な内容では困ります。
例えば、服装や自動車の改造などが一般的なものではない・・・というだけで、迷惑な入居者と断定するのは良くありません。
今では自動車に関しても改造車を乗り回している人は減っていますし、騒音トラブルの中でも簡単に対処できるトラブルです。
「騒音に関する規制を守ってほしい」というだけで解決する問題ですし、市販品で騒音を減らすマフラーも販売されているため、改造車イコールうるさいというものでもないのです。
後は、なるべく審査前にどのようなトラブルを起こしているのかチェックしてもらうようにしましょう。
要するに入居前に以前までどのように生活されていたのか聞く・・・ということが大事なのです。
人によっては、どうしても騒音であったり、夜間にドタバタと騒ぐ人もいますので、そのような人の場合は入居前に断ってしまうか、気をつけてもらえるように注意しておくと良いです。
入居者がまったく入らなければ経営的にも苦しくなるので、どこかで折り合いをつけていくようにしましょう。
対策する
防音というのは、今では床や壁に対して防音対策が行えるようになっています。
なので、リフォームやリノベーションを検討する際は、防音対策についても考えておきましょう。
入居者の生活態度を指摘するより簡単にトラブル解決しますし、満室経営を目指しやすい場合が多いのでオススメです。